ここでは、Windows OSのSNPとタスクオフロード、受信ウィンドウ自動チューニングレベルを無効にする方法をメモします。
目的は「ネットワークが不安定になる問題を解消」するためです。
対象OSは「Windows10」です。
パワーシェルが開きますので、次のように打ち込みます(コピペできます)
netsh interface tcp show global
現在のSNPにはRSS、TCP Chimney Offload、NetDMAという機能が含まれています。
Windows10では、そのうちRSSだけが有効化されています。
ので、続いてコマンドプロンプトに次のように打ち込みます
netsh int tcp set global rss=disabled
さらに続けて
netsh int tcp set global autotuninglevel=disabled
確認のためはじめのプロンプトをもう一度打ち込みます。(キーボードの「↑」で再表示できます)
netsh interface tcp show global
グローバル パラメーターの上2つの値が「disabled」になっているのを確認します。
タスクオフロードを無効にするにはレジストリ情報を変更します。
変更するレジストリのキーは
キー:HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥Tcpip¥Parameters
名前:DisableTaskOffload
種類:REG_DWORD
値:1(無効化),0(有効化)
設定が存在していなければ有効になっている
以上の作業が完了したら、パソコンを再起動します。