WindowsServer2008のHyper-Vを利用して、仮想OSをインストールしてみた。
インストール方法は、いろいろなところに書かれているので問題ないとして、仮想OSのバックアップについて覚書をしておく。
Hyper-Vマネージャーを使って仮想OSのバックアップを取るにあたっては、スナップショットとエクスポートの方法がある。
今回は、エクスポートについて。
エクスポートするには、仮想OSが起動していない状態でしか取れない。
エクスポート先は、自分で指定できるので、リムーバブルなどに保存することも可能。
所要時間は、仮想ディスクの大きさが100G程度で15分ぐらいかかった。
仮想OS自体の大きさが80G+仮想ディスクを20Gの構成にしており、両方のファイルをエクスポートしてくれている。
問題は、エクスポートした仮想OSをインポートしたとき。
例えば、リムーバブルにエクスポートした仮想OSのファイルをHyper-Vマネージャーからインポートして、復活させた場合、このインポートしたファイルそのものが仮想OSとして起動する。
要は、仮想OSがリムーバブルディスクに存在することになる。
ホストOSにある内蔵ハードディスクに設定していた仮想OSがエクスポート、インポートをした段階で、リムーバブルに存在している状態になるので、少し驚いた。
というわけで、元々あった場所に仮想OSを持ってきたいのであれば、インポートした仮想OS(リムーバブルにいるOS)をもともとの場所にエクスポートして、それをインポートしなければいけない。
もしくは、エクスポートしたファイル群を元々の場所に移動してから、インポートしてやるとよいのかも。