前回の記事で、OpenPNEをインストールする下準備が整ったので、さっそくOpenPNEをインストールしてみた。
ファイルのダウンロード
1.OpenPNEのサイト http://www.openpne.jp/pne-downloads/
からファイルをダウンロード。
この時点の安定版は2.14.1でした。
今回は、WindowsServer2008(32bit)にインストールということでzip版をダウンロードした。
2.ファイルの解凍
解凍されたフォルダの中に「Public_html」というフォルダがある。 このフォルダが外部へ公開されるフォルダになるので、任意の場所を指定して解凍します。
3.OpenPNE用のDBを作成
phpMyadminを開き、管理者としてログインする。
新規データベースを作成し、適当な名前をつける(ex.openpne)
トップページから「特権」を選択し、「新しいユーザーを追加する」をクリック
ユーザー名(ex.openpne)、ホストにlocalhost、パスワードを入力する
「データベースに固有の特権」というところで、OpenPnNE用DBを選択する
データ・構造・管理のチェック項目をすべて選択し、「実行する」をクリックする。
DBが作成できたら、一度ログアウトする。
今度は、先ほど作成したOpenPNE用のユーザーでログインする。
「インポート」タブを開き、テキストファイルに先ほど解凍したOpenPNEのフォルダの中にある「setup¥sql¥mysql41¥install¥install-2.12-create_tables.sql」を選択し、「実行する」をクリック
続いて、「setup¥sql¥mysql41¥install¥install-2.12-insert_data.sql」を実行する。
4.設定ファイルの作成
解凍したフォルダの中に「config.php.sample」というファイルがあるので、これを「config.php」とリネームしてコピー。以下の内容を記入する。
define('OPENPNE_URL', 'http://○×○×/openpne/');
公開用のアドレスがなければ、localhostでもいい。
// DBサーバ設定
$GLOBALS['_OPENPNE_DSN_LIST']['main'] = array(
'dsn' => array(
'phptype' => 'mysql',
'username' => 'OpenPNE用DBへのユーザー名',
'password' => 'パスワード',
'hostspec' => 'localhost', ←ローカルの場合
'port' => '3309',
'database' => 'OpenPNE用DBの名前',
'new_link' => false,
),
);
// DB暗号化キー(56バイト以内のASCII文字列)
define('ENCRYPT_KEY', '適当な文字列');
// メールサーバードメイン
// 携帯メール投稿の宛先などのドメイン名に使われる
define('MAIL_SERVER_DOMAIN', '使用するドメイン名');
5.php.iniの設定を確認する
以下のextensionを追記しているか確認する。
extension=php_mysql.dll
extension=php_gd2.dll
extension=php_mcrypt.dll
6.仮想ディレクトリを設定する。
IISでOpenPNE用の仮想ディレクトリを設定する。公開するフォルダは「public_html」
7.OpenPNEのセットアップ画面をブラウザから開く。
http://○×○×/IISの仮想ディレクトリ/?m=setup